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2022/08/22

米ドアダッシュ 日本事業をウォルトに集約

米料理・食料品宅配サービス大手のドアダッシュが8月をめどに日本事業を再編する。
同業のウォルト(フィンランド)の買収手続きを終えたことを受けて、日本のブランドやサービスをウォルトに一本化する計画だ。
競争環境が厳しくなるなか、日本市場で先行したウォルトに事業を集約して出前館などを追い上げる。
ドアダッシュは2013年に発足し、米国の料理宅配市場で約6割のシェアを握る最大手だ。
21年に欧州を中心に事業を伸ばしてきたウォルトを約70億ユーロ(約9700億円)で買収すると発表し、手続きを完了したと1日に発表した。
北米などではドアダッシュ、欧州はウォルトのブランドで事業を運営する体制に移行する。
日本では子会社のドアダッシュ・テクノロジーズ・ジャパン(東京・中央)とウォルトジャパン(東京・渋谷)を統合し、ブランドやサービスはウォルトとする方針だ。
近く加盟店や配達員への説明を始め、8月をめどにウォルトに一本化したい考えだ